大人のひきこもりはどんな1日を送っているのか
このような連載もありますが
私もこの例に当てはまる人間だと思います。中学生や高校生のひきこもりのイメージ(自室から一歩も出ず、お母さんが部屋の前にご飯を置いておく、みたいな)とは違って、家族と普通に話したり、近所へ買い物に出たりすることはできます。
毎日およそどのように過ごしているのか、以下に書いてみます。
- 昼ごろ 起きる。時間は決まっていません。すべて薬の都合です。何か家にあるものを食べます。
- 夕方まで テレビを眺めたりゲームをしたり本を読んだりします。特に楽しくないです。週に1回くらい家の掃除をすることもあります。これは結構楽しいです。
- 夕方 1日1回は外出するようにしています。徒歩10分圏内のショッピングセンタなどをうろうろします。これができない日もあります。
- 夜 家族と食事をします。テレビを眺めたりゲームをしたり本を読んだりします。真田丸とどうぶつの森以外は特に楽しくないです。風呂には必ず入るようにしています。強制的に血を巡らせます。
- 深夜 薬を飲まない限り寝ません。ニコニコ生放送を眺めたりして眠気が来るのを待ちますが、無駄です。全く眠くないけど仕方がないので薬を飲んで横になります。いつ眠れるかはわかりません。すべて薬の都合です。
わー、非生産的。人間の屑ですね。どうして生きているんでしょう。
私もよくわかりません。毎日「私は役立たずだ」と自分を呪い、自分を忌み嫌い、ときには自分を物理的に傷つけています。
ただ、同居している両親が異常なほど理解があり、現在の生活が成り立っています。「好きなことをしてのんびり過ごせばきっとよくなるよ」と言われるたびに、自分は何が好きだったのかわからないなあ、などと考えています。
次のエントリでは、ひきこもりが外出したらどうなるかについて書いてみたいと思います。