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journal

メンヘラおばさんの日常

自立支援医療の受給申請にマイナンバーを求められた話

 さかのぼること3か月前。

自立支援医療受給者証の期限が8月いっぱいで切れるので、更新が必要になります」と医療事務のお姉さんに言われました。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsu/dl/03.pdf

自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患てんかんを含みます)で、通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に、通院のための医療費の自己負担を軽減するものです。

  最初に受給を申請するときの書類は、医療事務のお姉さんがほとんど用意してくれました。脳がまるきし働いてない時期だったので、非常に助かりました。

 今も脳が完全に働いているとは言い難い状況なので、受給者証に期限があるということ自体気づいていませんでした。お姉さんありがとう。更新のほうもよろしくお願いいたします。

 と腹の底で思っていた私に、お姉さんは声を潜めるようにしてこうおっしゃいました。

 

「3か月前から更新手続ができるので、今からもう手続ができるのですが、今年からマイナンバーの提出が必要になるのです」

 

 ……マイナンバー。厭な予感しかしない。

 

「当院では患者様のマイナンバーを扱いませんので、ご自身で更新の手続をお願いしたいのです」

 

 でーすーよーねー。一般の、民間の小さな医院で、患者全員とは言わなくても大半の患者のマイナンバーを一桁すら漏らさない鉄壁のセキュリティなんて、普通は持ち合わせてないですよねー。万一漏れて訴えられたりしたらめっちゃくちゃめんどくさいですもんねー。扱いませんっていうか、何がなんでも扱いたくないですよねー。超わかるー。

 

「つきましては、お住まいの地域の市役所で手続していただけますか。また来月の診察の時に進捗を伺いますので」

 

 ……はい。というわけで、更新の手続を自力で行うことと相成りました。

 早速市役所に行かなきゃ……と思ったのですが、ふと思いついてまずは担当課に電話。やさしそうなお姉さんが電話口に出てホッとしました。

「更新ですね、わかりました。では必要な書類をご自宅にお送りしますので、そちらにご記入の上、郵送していただけますか。お近くの支所に提出していただいても大丈夫ですよー」

 全部郵送で手続できるのか!それは楽でいいですね。いきなり市役所に出向かず、電話で確認しておいてよかった……ん?

「あのー、すいません。私3月でクビになって、4月から保険証が変わってるんですけど、その変更手続がたぶん先に必要になりますよね?」

「えっ!?……しょ、少々お待ちくださいませっ」

 電話が優しそうなお兄さんに代わりました。

「そうですね、一旦さかのぼっての変更手続が必要になりますので、誠にお手数ですがそちらも一緒に送りますのでご記入お願いできますか」

「わっかりましたー」

「お手数おかけして申し訳ございません」

「いえいえこちらこそご面倒をおかけします」

 

 後日、保険証の変更を届け出るための書類と、受給の延長を申請するための書類が届きました。発症当時なら間違いなく意味が理解できなかったと思うんですけど、一応書けました。書類に強い父親に見てもらってから、市役所に郵送しました。

 そして本日8月31日きっかりに、9月1日スタートの受給者証が手元に届きました。めでたしめでたし。

 

 一連の手続を終えて思ったこと。

  • 役所に行く前にまず電話するべし

 医療事務のお姉さんに「市役所で手続してください」と言われたので、最初はその言葉どおり直接市役所に行こうとしました。でも市役所に行くには電車に乗らなければならないので、電車に乗れない人にはハードルが高いわけです。もし市役所に行って担当課が混雑していたら、全然知らない場所でひたすら待ってないといけなくなるわけで、そういう状況は私にとって一番苦手とするものです。でも、事前に電話一本いれてみたら、直接足を運ぶ必要が全くないことがわかりました。事前確認はしてみるものです。

※お住まいの自治体によって違う場合があるかもしれないから確認してくださいね。

 

  • お役所書類が引っかかりそうな部分に気づくべし

 医療事務のお姉さん任せで、これまで全く見ていなかった受給者証。今回電話するために初めて内容をちゃんと読みました。すると、保険証の表記が前のままだったことに気づきました。「あ、これ引っかかるな」と、5年弱某市に勤めた経験から気づきました。もしその時点で気づかず、更新の書類だけを提出していたら、一旦書類をつっ返されるなどしたかもしれません。そしたら私はパニック状態になって泣き叫ぶなどしたことでしょう(私は物事が1度で思いどおりにならないと自責の念でキレます)。厭な思い出しかない某市での経験が初めて生かされました。

 

 そもそもマイナンバーの提出さえなければ、一連の作業は医院のお姉さんがほとんどやってくれたはずなんですよね……。だいたいマイナンバーに紐づけされる情報量が多すぎるんですよ。そりゃー誰だって扱いたくないですって。

 

 ていうか、精神医療で長期通院しているという情報をマイナンバーに組み込む必要性って本当にあるの?今後一生手と手を取り合って生きていくマイナンバーちゃんだよ?「こいつ精神科通院歴あるやでwww」ってマイナンバーちゃんに言わせちゃうの?治ってからも保険に入りにくくなったり、ローン組めなくなったりする弊害が出ちゃうんじゃないの??もしそうなったらマイナンバーちゃんマジでひねりつぶしたくなるよね???精神科通院歴ある奴まとめて管理して将来どうするつもりなんですかねーーーーーえ?

 

 というわけで、市役所のお姉さんお兄さんに対する信頼感と、マイナンバーに対する不信感が特盛りマシマシになったエピソードでした。マイナンバー害悪、マジ害悪。