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journal

メンヘラおばさんの日常

雨宮まみさんの訃報

雑記 病気のこと

 雨宮まみさんが亡くなったというニュースを見た。

www.huffingtonpost.jp ポット出版の「女子をこじらせて」が話題だったので、私も図書館で借りて読んだ。それまでカジュアルに「こじらせ」という言葉を使っていたのだけれど、この本を読んで考えを改めた。すごい、こじらせってここまでこじらせるんだ。そしてこじらせエピソードをどんだけ赤裸々に書くんだこの人。というのが素直な感想だった。

 その後、「女の子よ銃を取れ」も借りて読んだが、服1枚買う(または着る)のにどんだけ悩むんだこの人。と思ってしまった。東京で働く素敵な女子、かっこいい女子、自分が想像する理想の女子に近づくために、ここまで思いつめるのはしんどいだろうなあ、とも思った。

 雨宮まみさんは、ライターとして身を立てるんだという強い意思があったからだろうけど、25歳までにこうなろう、30歳までにこうしようというきちんとした目標を立てて、それを完遂していったのだろう。真面目だ、ものすごく真面目だ。そして「40歳で人生が始まる」という記事を発表されてすぐ、訃報が流れた。これから雨宮まみさんの記事が読めないことをとても残念に思う。

大和書房・WEB連載〜40歳がくる!MOB 雨宮 まみ vol12

 

 私は雨宮まみさんより年下だが、仕事を探したり仕事を探したり仕事を探したりしていたらあっという間に30歳になっていたし、ここ数年洋服を選ぶときはとにかく「質素に見える服」を選んでいた(ちょっとでも目立つ服を着ているとお客さんに「贅沢しやがって!」と叱られるような職場だったから)。今となっては自ら「おばさん」を自称することに何の抵抗も感じないし、このまま死ななければ、何も考えないままにずるずると40歳になるのだろう。雨宮まみさんが心を削って書いた本を読んだのに、何も教訓にできなかったなあ……と、情けない気持ちにもなる。

 

  このマンガも素晴らしく面白かった。シャケとクマの場面で爆笑した。

 

  ところで。

 この記事をやや急いで書いたのは、ブログを更新してもいないのにアクセスが急に増えたのが気になったからです。

 もしかして、検索して↓の記事を読んでいる人がいるのですか。

 

nikon-deux.hatenablog.jp

  上記の記事は北条かやさんが書かれたwithnewsの記事に反応して書いたものです。雨宮まみさんの訃報とは何ら関係がありません。

 雨宮まみさんの訃報について、ハフポストでは事故死と書かれています。それ以上のことは私たち読者には何もわかりません。繊細で真面目な方だと思うので、悩みごともたくさんあったかもしれませんが、それを逐一世間に公開されていたわけでもありません。

 ですので、雨宮まみさんが亡くなったのは北条かやさんに責任の一端があるとか、そういう言説には、私個人は同意しかねます。北条かやさんが「死んでおわび」と言いつつ死にきれなかった、テレビにも出ているような有名な方がそういう言動をしたこと自体は、メンヘラ全体のイメージを悪くするのでやめてくれよ、と思うのですが、でもやっぱり死ななくてよかったじゃないですか。生きててよかったじゃないですか。雨宮まみさんみたいに、さよならも言わずに突然いなくなってしまうのが一番悲しいじゃないですか。

 というのが現時点での私のスタンスです。