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journal

メンヘラおばさんの日常

過去の就活を婚活にたとえてみたら思いのほかハマった

※自分はヘテロ女性という前提とします

 

 初めての婚活は、大学3年生のときでした。

 インターネットで相手を探すシステムが一般的になったころで、私も夜な夜なネットにつないで、いろんな相手のプロフィールを見ていました。プロフィールを見るだけならいくらでもできるのですが、実際に交際を申し込んでも、会ってくれる人はほとんどいませんでした。

 そんな中で1人だけ、私を結婚相手に望んでくれる人がいました。某巨大掲示板では、とんでもなくケチだとか束縛がすごいとか、その人の悪いうわさが流れていました。しかし、その人しか私を受け入れてくれないのだから仕方ありません。

 実際結婚してみると、ケチではありませんでしたが束縛がすごかったです。早朝から終電まで俺に尽くせと言われました。お昼ご飯を食べる暇もありませんでした。数か月で結婚生活は破綻し、私は心を病んで実家に帰りました。

 

 次に、結婚相談所に登録しました。

 その相談所では、条件の合う人を探して紹介してくれます。しかし本妻にはなれません。あくまで事実婚、しかも契約結婚で3か月ごとに契約を見直すという条件がついていました。

 本妻はいらないけど契約結婚はしたい、という人は結構いるようで、お相手の紹介は途切れずにありました。その中の1人と契約したところ、なかなか相性がよくて、契約が更新され続けました。ひょっとしたら本妻になれるかもしれない、と、私は淡い期待を抱きました。

 しかし、お相手の方から言われたのは「契約結婚をやめて愛人にならない?」という言葉でした。「俺の会いたい時だけ来て。保険とかは自分でなんとかしてね。君も俺のほかに愛人作るの自由だからさ。」

 私が求めていたのはそういう言葉ではありません。結婚相談所の人も怒っていました。残念ですがその方とはお別れすることになりました。

 

 この時点で私はすでにだいぶ年をとっており、非常に焦っていました。いつになったら結婚できるんだろう……。

 そんな中、父親の知人が契約結婚の相手を探していると聞きました。固い職業の方で、5年間は契約を保証してくれるとのことでした。私は藁にすがる思いで契約を申し込み、幸いにも相当な倍率の中から契約結婚の相手に選ばれました。

 ところが実際に結婚してみると、その人は全然働かない人でした。拘束時間は決まっていたものの、仕事も家事も全部押し付けられ、私は疲弊していきました。ご近所とのトラブルがあり、夫に対応してほしいと申し出ても、全部お前がなんとかしろと言われました。結局ご近所さんからは人を人とも思わないような言葉を投げつけられ、私は自己肯定感を失っていきました。夫はその間ずっとネットサーフィンをしていました。

 結局、最初の結婚と同じように私は心を病み、奴隷のような扱いに耐え続けて4年半で結婚生活が破綻しました。

 

 今となっては、「結婚すると私は酷い目にあう」という刷り込みがされてしまって、婚活自体が怖くなってしまいました。男の人は信用できない、絶対に嘘をつくものだ、という気持ちもあります。

 両親は「こんな経験をしたのだから人間が信用できなくなっても仕方がない」「今はゆっくり休みなさい」と言ってくれていますが、本当は私の花嫁姿を見たいのだと思います。両親の期待には応えたい、でもできない……。自分が情けなくてみじめで仕方ないです。