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journal

メンヘラおばさんの日常

メンヘラ.jpのわかり手さんが出演した番組を見ました

 「精神障害と就労」についての番組を見ました。

menhera.jp

精神障害は所詮ひとごと、という気持ちが伝わるあたたかい番組でした

 番組を見てまず感じたのは、テレビに出ている人たちって、精神障害のことを思った以上に知らないんだなということです。堀潤さん、原田曜平さんあたりは、実際に職場で精神を病む人とかかわったことがあるようなので(元NHK博報堂ですものね……)、話が通じやすそうな雰囲気がしたのですが。

 そのほかの出演者の方はみんな、「精神障害」がどんなものがわからない、知らない、自分とは全く関係のないよくわからない生き物、みたいなとらえ方をしているのかなあと思いました。いちおうニュース番組の体裁をとっているのだから、いろいろな方面に知識がある人が出るのかなと思っていたのですが……。

 わかり手さんが指摘したてんかんの例もそうですし、池澤あやかさんの「精神障害って遺伝するんですか?生まれつきなんですか?治るんですか?」という質問コンボもキツかったですね。私がもしあんな聞き方をされたら、無言で池澤さんを「絶対社会的に殺すリスト」に入れると思います。冷静に回答したわかり手さん、めっちゃいい人。

 うつ病適応障害摂食障害、依存症など、いつ誰がどんなきっかけで罹患してもおかしくない精神障害っていくらでもありますよ。この人、これからの長い人生の中で自分が絶対精神障害にならないという自信があるんでしょうか。

togetter.com あ、とても自信がありそうですね。なるほどなるほど。

 

精神障害者への差別意識が鮮明化する、生放送ならではのドキドキ感

 それから猫組長さんから、「どうして企業側が受け入れなければならないのか、福祉でやれ」的な発言が何度か見られたと思うんですけれども。なんで企業側が背負うペナルティみたいなとらえ方しかできないんでしょうか。それ「精神障害者は社会のお荷物だから雇いたくない」と言ってるのと変わらないですよ。

 そもそも「障害者の自立支援」、つまり障害者であっても、ちょっと工夫すれば働けるヤツはガンガン働いて自分で稼いで自立して、福祉の金に頼ってこないでね、というのが国の意思なんでしょ。だからこういう法制が新しく出てきたんでしょ。「福祉でやれ」って言いだしたら話が振り出しですよ。で、仮に福祉で全部やることになったとして、費用が膨大になったら「福祉とかに金使ってんじゃねーよ。働けるヤツは働いてとっとと自立しろよ」と最初に文句言うのって、絶対こういうタイプの人ですよ。霊感ですけど。10万ベル賭けてもいい、霊感ですけど。

 

視聴後は思わず天を仰いでしまう印象的な番組でした

 まあ、見終わって思ったのは「世の中って自信で満ち溢れてるやつばっかでこえーな」ってことです。自分の職場に、取引先に、最近あまり連絡をとってない友人や親族の誰かの中に、カミングアウトしてないメンヘラがいるかもしれないのに。自分の発した何気ないひとことがきっかけで、職場に来られなくなった人がいて、自分だけがそれに気づいてないのかもしれないのに。そういうこと一切考えずに生きていていいんだね、すごいね……。

 しかしまあ成功している世の中の人ってこんな感じなのかあ、ということを知れただけでも勉強になったのかもしれません。社会復帰がますます恐ろしくなりました。

 

※あと全然関係ないんだけど、村本さんという出演者の方が、アナウンサの方に終始ピッタリくっつくような姿勢で座っていたのが気になりました。アナウンサさんが大好きなのか、反対側の隣に座っていた池澤さんと目を合わせたくないのか……すげー気になる……気になって話が全然頭に入ってこなかった……。