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メンヘラおばさんの日常

相談支援事業所のサロンに体験通所しています

 まだ3回くらいしか行っていませんが……。

 とりあえず開所する時間に行けています。朝から夕方まで開いている日と、午後から夕方まで開いている日があって、1日いるとさすがに疲れます。帰宅即寝です。

 一応「ミーティング」とか「テーマを決めて話す」とか、やることが決まっている日もあるんですけど、どれも1時間程度ですぐ終わってしまいます。ほかの時間は、休職後に勉強しようと思って買ったwebコーディングの本(2年近く読まれないまま眠っていた。もはや内容が古い)を読んでいます。

 以下、今のところの感想です。

 

普通の服を着ているだけでスゴイらしい

 せっかく決まった時間に決まった場所へ通うのだから、服装も「会社に行っても恥ずかしくない格好」で統一しようと思いました。ずっと家にいると、はてしなくだらけた服装になってしまうので……。とは言っても暑いしお金がないので、ユニクロやGUの服です。

 で、初めて会った利用者さんから、開口一番「働いている人ですか?」ときかれました。

「へ?無職ですけど……なんで?」

「だって、なんか全体的にちゃんとしてるから!」

 というわけで、普通の服を着ているだけで、ちゃんとしていると言われます。「職員の人かと思った……」とも。

 

「頑張り」のハードルがすごく低い

 ここの人たちはお互いに、ちょっとしたことでも「頑張ったね!」「すごい!」とめちゃめちゃほめます。ここに来ることさえもつらい、みたいな人が来ているのですから、当然といえば当然かもしれない。30分ほど集中した結果ソファに寝倒れてしまった人がいたのですが、「それは疲れるよねー」「頑張ったねー」「すごいねー」の嵐でした。

 疲れる気持ちはもちろんものすごくよくわかるのですが、こんなにわかりみにあふれた人たちが集まっていると、逆に「これでいいんだろうか」みたいな気持ちになります。やさしいせかいこわい。

 

他人がわいわいしゃべっている空間に慣れる

 私みたいに何かやることを持ち込んでいる人もいますが、ずーっとおしゃべりしている人もいます。午後になると人が増えるので、大騒ぎするような人がいなくても、それなりににぎやかになります。一方的に自分の話したいことを話し続ける、発が達してない感じの人もいます。初日はそれが結構しんどくて、頭がボーっとしてたんですけど。2回目でだいぶ慣れました。

 で、次の日は電車に乗って病院に行ったんですが(精神科ではない持病のため)、普段ほど苦痛ではないことに気づきました。いつもは混雑する駅の景色を見るだけで胃が口から出てきそうになるのですが、その症状があんまりなかったですね。そこらじゅうで知らない人の声がする、という状況に対する不安が減ったのかもしれません。病院から帰って寝込むこともありませんでした。

 

総合的に見て、まあいいんじゃないでしょうか

 現在の私には、結構合っているような気がします。私はとんでもなくええかっこしいなので、他人の目があるとちゃんと本を読んだり勉強したりするんですよね。「12時まではこれをやって、13時からはこれをやろう」みたいな感覚も戻ってきました。1人で家にいると、はてしなくダラダラしてしまいますからね……。

 サロンに行かない日も、以前よりは早く起きられるようになりましたし。全体的に良い傾向だと思います。

 たぶん来月から正式に通所することになると思います。短時間働きながら通所している人もいるので、いずれはそういうこともできるようになりたいですね。

 

 ただ1つだけ不安なのは、利用者さん全員が、私を年下か同い年ぐらいだと思っているのではないかということです……。初対面でもフランクに話しかけてくれるみなさん、裏切るようでごめんなさい……私は童顔ですが……おばさんです……みなさんよりたぶんかなり……年上です……。。。