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メンヘラおばさんの日常

精神障害者手帳2級になりました

めちゃくちゃお久しぶりですね。メンヘラおばさんです。

 

ブログを書かずにいる間に、障害者手帳が2級になりました。

正確には、まず障害年金が2級になって、その後の手帳更新で2級になりました。

 

なんで2級になったかというと、きっかけは就労支援の人たちから

「えっ!メンヘラさん2級じゃないんですか?」

と以前言われたことがひっかかっていたこと。たくさんの障害者とかかわってきた彼らからすると、私は2級相当に見えるらしいのです。

 

で、障害者雇用でもやっていけね~~~毎年梅雨から秋までの微熱が確定してフィジカルがしんでる~~~もうこれ働くの無理だわ~~~つーか次働いたら死ぬわ~~~。と思ったので、就労支援の人から社労士さんを紹介してもらって、障害年金の申請をやり直してもらったんです。その方の場合、出来高払いで、年金がアップしなかったら料金はなし。アップしたら2か月分を後払いするというシステムでした。いろいろな人がいると思うから調べてください。福祉の人に紹介してもらうのがいちばん早くて確実だと思う。

 

で、障害年金を申請するときのポイントなんですけど、

「一人暮らしでそれができるか」

っていう視点で質問に答えていきましょう。

 

たとえば「食事はとれていますか」という質問があったとして、

「出されたものは食べてるし吐いてないし、はい、とれています」

という回答は×なんですね。

「何時ごろおなかがすきそうなので、それを見越して献立を考えて買い物に行って、食べ物を買うなり食材を買うなり準備して、必要な調理をして出来上がったものを適量食べ、過食も吐き戻しもせず気分も悪くならず罪悪感も感じず、食器や調理器具を洗って片付けることができるから、はい、食事とれています」

という人だけが「食事をとれている」と答えることができます。

 

お前ら全員無理だろ。メンヘラおばさんも無理だ。

 

「睡眠はとれていますか」も同様です。

眠剤ガバガバ入れてるから寝てるしオッケー」「入眠全然できないけど昼間寝ているからオッケー」と思ってるそこのお前。全然オッケーじゃないからな。

 

まあ、普段の通院においても、「一人暮らしでそれができるか」を念頭に置いて医師の問診に答えることは重要ですよ。すべての問いに正直に答えるのめんどくさいですよね、わかる。でもやれ。口をきくのもつらいやつは、文章や絵で書いたものを持参しろ。「ダイジョウブデス」だけ答えてると、お前のつらさは医師に全く伝わらない。

 

んで、障害年金が2級になると何が違うか。

まず月々入ってくるお金が増えます。詳しくは日本年金機構のサイトで見てください。解説する気力がないので。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150401-01.html

 

そして、国民年金免除の対象となります。

https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20140710.html

次に掲げる方は、「国民年金保険料免除事由(該当・消滅)届」を提出してください。国民年金保険料が免除されます。
(1)生活保護の生活扶助を受けている方
生活保護を受け始めた日の含む月の前月の保険料から免除となります。
(2)障害基礎年金ならびに被用者年金の障害年金(2級以上)を受けている方
⇒認定された日を含む月の前月の保険料から免除となります。
(3)国立ハンセン病療養所などで療養している方
⇒療養が始まった日を属する月の前月の保険料から免除となります。

わーい、国民年金払わなくていいー。

……ってなるかというと、実はそうでもなくて。メンヘラおばさんは払ってます…。

いや、老齢年金受給開始時に、引き続き障害年金を受け取るか、老齢年金を受け取るかを決めないといけないんですけど(合算ではもらえないです)。メンヘラおばさんの場合、受給開始時点でまだ精神障害者であるかどうかがわからないのですよ。もしその時点でうつ病寛解して、健常者ムーブができるようになっていたら、老齢年金にしないといけないんですね。で、精神がアレで払っていなかった期間があると、それはキッチリ未納期間として扱われますので、受け取れる年金がますます少なくなってしまう、というわけです。まあ、将来本当に年金もらえるかどうか知らんけど。

たとえば発達障害や知的グレーなどを合わせて持っていて、症状が固定している人ならば、払わないという選択も大いにありだと思います。

 

で、手帳の更新をするときに、医師の診断書か障害年金の書類のコピーを添付すると思うんですが(うちの県はそう)、このときに2級の書類を添付するとまず間違いなく手帳も2級になります(うちの県はそう)。

手帳が3級から2級になると、受けられる福祉サービスが増えたりします(うちの市は増えました)。

 

やっぱりこんなご時世ですから、お金だいじ。働けない人は働けないことを素直に認めて、福祉パワーに頼ろう。ネットには心無いことを言う人もたくさんいるけど。リアルに面と向かって言ってくる人はそうそういないから大丈夫です(もしいたら縁を切っていいと思います)。自助をめちゃめちゃ頑張った結果こうなったんだから。もう自助の在庫ねーから。次は共助(普通は得られないと思うが)と公助の出番なんですよ。法律でも決められた当然の権利なのだから、堂々と受け取れる世の中であってほしいと思いますね。

 

※最近は音楽が聴けず本も全然読めなくて、たまにマンガを読むくらいです