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メンヘラおばさんの日常

うっかり自殺してしまうケースについて考えてみた

 本田選手のツイートに関するブログ記事を言及していただきました。ありがとうございます。

fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com

for-happy-life.hatenablog.com

hituzidameiko.hatenablog.com

 さて今回は、本田選手や我々がイメージする「自殺」とはだいぶ違う感じの自殺もありうるのではないか、という話をしたいと思います。

 ひつじ田さんの記事で紹介されている『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』という本に、「そんな気もないのにうっかり自殺しかけました」という趣旨の言葉が出てきます(ひつじ田さんのブログを読んで買いました。おもしろかった)。この作者さんは「過労」がトリガーになっていることがはた目から見て一瞬でわかるんですが、自殺に至るトリガーがわからないケースもあるんじゃないかと思うのです。本人にも、周りの人間にもわからない。でも、なんでか知らんがうっかり自殺してしまった。そういう場合です。

 なぜそういうことを考えたのかというと、KYOTOGRAPHIEで吉田亮人さんという方の展示を見たからです。

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障害厚生年金を受給できることになりました

 こんにちは、メンヘラおばさんです。

 障害年金の申請を父がしてくれていたのですが、このたび障害厚生年金というものを受給できることになりました。

 障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金というものがあるそうで、私の場合は後者のみ認定されたということです。

障害年金|日本年金機構

厚生年金に加入している間に初診日のある病気やケガで障害基礎年金の1級または2級に該当する障害の状態になったときは、障害基礎年金に上乗せして障害厚生年金が支給されます。
また、障害の状態が2級に該当しない軽い程度の障害のときは3級の障害厚生年金が支給されます。

  この最後に出てくる3級というやつです。

 

障害厚生年金の受給要件・支給開始時期・計算方法|日本年金機構

 何やら難しくてようわからんのですが、私の場合だと普通に計算しても「報酬比例の年金額」というのが全然足りなくて、最低保障額の584,500円/年が、今年の4月から受給できるのだそうです。ひと月あたりだと48,708.333333...円。ここから何か引かれたりするんでしょうか(まだ受け取ってないので知らない)。

 とにかく、いくばくかのお金を国が出してくれて、「そこのお前、これやるからちったぁ今より良くなって社会復帰しろよ」って言ってるということでしょうか。だとしたら大変ありがたいことですし、今まで我慢してまじめに払い続けてよかったですし厚生年金。このマネーでもって症状が改善するよう努力せねば、という気持ちにもなります。

 

 ちなみに私は過去2回うつ病にかかっていて、障害年金は過去の分をさかのぼって請求することが可能です。父は1回目と2回目の両方について請求をしたそうなのですが、認められたのは直近の2回目についてだけでした。1回目の申請に際して、認定のキモとなる診断書を書いたのが、下記のエントリに登場する医師です。

nikon-deux.hatenablog.jp

  転院した患者だからって、適当書きやがったなあのジジイ……。

 

 まあそれでも、今は相性が良い医師にみてもらえているし、金銭面で国が助けてくれる(という意思があると示された)ってことですし、ありがたいことだなと思います。金額の大小よりも、お気持ちがね。「しゃーねーなー、これだけ援助してやるから早よ自立せーよ」という国の姿勢が見えたことが、何よりうれしく感じられます。

 さっそく来週から通うサロンまでの、交通費の心配をしなくてすみますね。ヤッホイ!

相談支援事業所のサロン事業を見学してきました

 こんばんは、メンヘラおばさんです。

 前回の結果をふまえて、今度は市がを委託している事業所を見学してきました。

nikon-deux.hatenablog.jp

  運営主体は前回と同じく病院、というか医療法人です。市区町村によって違いがあると思いますが、「地域活動支援センター」「相談支援事業所」などと呼ばれるものです。

www.mhlw.go.jp

 地域活動支援センター(旧地域生活支援センター)、相談支援事業所などの相談機関があります。これらは、市町村の事業として運営されていますが、多くは民間の事業所に委託されています。

 人関係や仕事のことなど、様々な生活上の悩みについて相談できます。
 障害福祉サービスの利用のための情報提供や支援をします。地域の社会資源を活用するための情報提供や権利擁護に必要な支援もします。相談には、相談支援専門員等の専門職が対応します。

 従来の電話や来所による相談に加えて、訪問活動をおこなっている事業所もあります。 相談などの利用は無料のことが多いですが、少額の利用料・登録料などを必要とする場合がありますので、直接お問い合わせください。

  具体的に何をしてくれるのかというと、障害者が生活することに対して困難さを感じている場合、相談支援専門員さんに相談できます。相談の上、地域で暮らしていくために必要なことは何かを考えて、適した支援を受けることができます。たとえば、グループホームを出て一人暮らしをしたい、といった相談があれば、物件探しから相談にのってくれるそうです(あくまで、私が見に行った事業所の場合ですが)。すごいですね。

 

 そうした支援の1つとして「サロン事業」があります。基本的に10時から16時とか、決まった時間に部屋を開放します。そこで相談員の人と話してもいいし、利用者同士で交流してもいいし、1人でいてもいいです。日によって、精神科デイケアと似たような参加型プログラムが開催されます(料理とかSSTとかウォーキングとか、1時間程度)。ですが、興味がなければ参加しなくてもいいそうです。ほかの人が料理してても、何もせずぼーっと見ててもいい。逆に、プログラムだけ参加して即帰宅してもいいです。

 医療プログラムではないので、何か月続けなさいという決まりもありませんし、何よりお金が!かかりません!!歓喜)(料理に参加するときは実費が必要)

 820円払ってDVD見ろとか人生ゲームやれとか言われないのがいいですね(根に持っている)。

 

 私が見に行った日は「レディースサロン」と題して、女性だけが集まってお菓子を作っていました。年齢層は私と同じか一回り上か……ご近所の主婦の集まりみたいな、でもうるさくはなくて、なごやかな感じがしました。男性がいるとまた雰囲気が違うそうなんですが。人数も増えるし。でも、前回見学した精神科デイケアよりは、敷居が低い感じがしました。

 

 とりあえず生活リズムを正すことを目的にしたいので、開所時間の10時に行くことを目標に、しばらく通ってみることにしました。とはいえ、見学だけで疲れてしまったので行くのは来週からかな……。週に3回くらい行けたらいいなあと思っています。

精神科デイケアを見学してきました

 こんにちは、メンヘラおばさんです。

 今日は9時半に目が覚めました。現在の起床時間は日によってバラバラです。何も予定がないのに6時に起きたり、起き上がる気力がなくて気づいたら14時過ぎてたりすることがあります。前日に何かをして疲れたからとか、寝つきが悪かったからとか、そういうのは全然関係ありません。早起きできた日は調子がいいとか、そういうこともありません。朝6時に起きたのに、具合悪くて日中ずっと寝てたりする。意味ねえ。

 どこか強制的に通うところがあれば改善するかもしれない、と医師に相談したところ、「○○クリニックでやっているデイケアは、仕事に復帰することを目的にした内容で、良いらしいです」と教えてくれました(私が通っているクリニックにデイケアはない)。

 このたび、いわゆるお手帳を取得したので、見学に行ってきました。

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精神障害者保健福祉手帳が届きました

 こんばんは、メンヘラおばさんです。

 タイトルのとおり手帳が届きました。等級は3級です。ようやく届いたー!という気持ちと、ついに私も本物の障害者になったんだな……という気持ちがあります。安堵感と不安感。

 

 手帳と一緒に、「こういうサービスが受けられますよ」という冊子が送られてきました。税金がどうとか、年金がどうとか、生活支援サービスがどうとか、いろいろあるみたいなんですが、全部「詳しくは担当の部署にお問い合わせください」で〆られていて、ウワアアアッとなりました。自力で担当部署にお問い合わせできるなら、手帳の申請してないよ……書いてあることがわからなすぎて、何をお問い合わせしたらいいのかもわからないよ……。

 

 一番びっくりしたのは、交付日が4月中旬の某日になっていることです。手帳(スケジュール帳のほうです)をさかのぼって確認したら、私が申請書をポストに投函した翌日に交付されたことになっています。そして今日は6月下旬です。

 私が申請書を送付した先は市の障害福祉課なので、そこから県の障害福祉課に転送されているはずです。それから交付するかどうか審査をして、OKが出れば手帳が交付されます。交付まではそれなりに時間がかかるんだろうなー、とは思ってたんですが。まだかなまだかなー、とじりじり待機していたんですが。

 

 あのー、おたくでは申請書が届いたら即日手帳交付してるの?それでちゃんと審査できてるの?本当に4月某日に交付されてるんだったら、なんでもっと早く送ってくれないの?それとも、交付日を申請日の翌日にするっていうルールでもあるの?その場合、誰にどういうメリットがあるの?

 

 ……なんかもういろいろ謎です。とりあえず今日はもう考えるのやめます。明日から前向きにガンバリマス。

もはや労働に対するPTSDではないのかと思う件

 こんにちは、メンヘラおばさんです。まだ障害者手帳の申請結果は届きません。これだけ遅いと、結果が届く前に治っちゃうじゃないかと期待しているのですが、その気配もありません。

 前職を休職したのが去年……じゃないや、おととしの8月です。あとふた月もしないうちに、休職から2年がたってしまうことになります。

 最初に新卒でブラックに入社してうつ病になったときには、たぶん半年ぐらい寝たきり状態だったと思うんですが(いちばんひどい時期の記憶がないのでよくわからない)、その後は人と会ったり、自力でバイトを探そうとしていたように思います。当時とくらべると、今回はあまりにも回復が遅いです。父曰く「病気になるまで我慢した時間の倍、回復に時間がかかるんだってよ」とのことですが(どこでそんな胡散臭い知識を仕入れてきたのか)、マジでこのまま老人になってしまうのではないかと思うと恐ろしいです。

 

 で、これ本当にうつ病だけか?という疑問がわきまして。

www.mhlw.go.jp 自然災害にも事件にも事故にも遭遇してないですけど、症状がすごく似てるんですよね……。

  • 向こうから歩いてくるおばさんが、そのままつかつかと近寄ってきて私につめ寄りわめき散らすのではないかと思う
  • 向こうから歩いてくるおじさんが、すれ違いざまに無言で包丁で刺してくるのではないかと思う
  • クレーマーの相手をしている夢を何度も見る

 この辺が去年ぐらいまであった症状です。最近では、

  • 報道等で(予測できない場面で)前職の職場のある地域名を目にすると食欲が止まる、当時のことを次々に思い出して恐怖する

 という症状があります。

 

 というか、労働すること、雇用されること自体を「災害」みたいにとらえている部分があります。「働くと必ず私はひどい目に合う」と思ってしまいます。実際、新卒ブラックから零れ落ちて以降の人生がその繰り返しでしたので。

 厚労省のサイトには載っていませんでしたが、「ショックなできごとに遭遇してから時間が止まっているように感じる」というのもPTSDの特徴だそうです。私は年齢的にはしっかりみっちりおばさんですが、気持ちは常に新卒です。就活(バイト、派遣、契約社員)のときは完全に新卒モードで、「何でもやります!やればできます!やる気元気イワキ!」みたいなことを調子よく言ってしまいます。

 就職活動というのは労使双方にとって最適なお相手を選ぶお見合いみたいなものであるはずなのに、とにかく採用されたい一心で頑張ってしまう。こちらにも選ぶ権利がある、ということはすっかり忘れてしまっています。で、結果的にとんでもない無茶ぶりにも応えてしまうことになります(今思い返すと、その給料でその仕事……?みたいなのが結構あります)。

 その結果、疲労困憊しながら向いてない仕事をこなすことになり、きっちり応えても心に残るのは疲労感のみで、達成感はゼロです(正社員のように結果がお給料に反映されれば違うのでしょうけれど)。そんな感じで10年ほど過ごしていたら、再び精神の沼に落ちてしまいました。なんだかもう、働こうという気力が残っていないような気がします。

 

 今の自分の状態は労働に対するPTSDなんじゃないか、という話を医師にしたところ、我が意を得たり的な感じで頷いていたので、あながち間違いではないと思います。PTSDの回復には、自分への信頼と世界への信頼を取り戻すことが必要だと本に書いてありました。なるほどなぁ、と思いつつ、それができたら苦労しねーわ、とも思いつつ。

氷河期世代の考え方、その一例

同級生が偉い人になっていた

 先日、あるドラマを観ていたら、クレジットに見覚えのある名前が載っていました。大学の同級生の名前でした。ググってみると顔写真が出てきて、「うわ、おじさんになったな」とは思いましたが、たしかにその人でした。監督だかディレクターだか、なんかそんな偉い人になっていました。

 

 以前にも、別の同級生が脚本家としてドラマのクレジットに載っていたことがあります。しかもドラマはお茶の間に大好評で映画化までされて、私も劇場まで足を運びました。原作の小説も読んでいたのですが、さらにわかりやすいように上手に改変されていて、「これがドラマを作る人の力かー」と感心しました。ただ、その脚本家の人は、学生時代からシナリオ学校に行ったり現場の仕事を受けたりしていたようで、授業で顔を見ることはあまりありませんでした。直接話したことなんか1回もないと思います。なので、「やっぱり夢に向かって一直線でやっていったんだなー、すごいなー」という感想しかありませんでした。

 

 しかし、監督だかディレクターだかの彼は違います。普通に授業に出ていたし、バイトしたりサークル活動したり、ごくごく普通の健全な大学生活を送っていました。控えめに言ってもコミュ障男子としか形容できない男子学生と、ザルというより枠という勢いで酒を飲むことにしか関心がない女子学生によって形成された私たちのクラスにおいて、唯一まっとうな人間が彼でした。逆に「こんなにまともな人が、なぜこの学科に来ているのか」という疑問さえ私はひそかに抱いていました。

 

 やがて氷河期も氷河期、マンモスが走りながら氷の柱になるようなクソ寒い就職氷河期真っただ中の就職活動が始まり、私たちはESの山に埋もれたり心が折れたり妥協したり開き直ってゲーム廃人になったり研究者になる気もないのに院に逃げたりもう少しで仕上がる卒論をゴミ箱に捨てて留年したりスーツだけ買って満足したり爽やかに無職デビューをキメたり、まあ各々そういうことをやっていました。

 そんなクソ虫を集めたクラスの中、唯一キラキラときらめく内定を取得したのが彼でした。就活において必要とされるのは、専門分野にのみ特化した変人ではない。専門分野を適正に愛し(ていることを的確に表現でき)つつ、広く平和な人間関係を築き、各所でウザがられない程度のリーダーシップを発揮できる、とことんまっとうな彼こそが、就活およびその後の社会生活において必要とされる人物であったわけです。

支離滅裂な嫉妬と反省

 彼の名前を見たときにまず思ったのは、「彼はこんなすごい人になっているのに、私はなんで今ここにいるんだろう」でした。

 もちろん性格の良さとか身体の丈夫さとかは、私より彼のほうが格段に上だろうけれども、同じ大学で同じ授業を受けていたのだから、頭の中身としては同じぐらいであったはず。また、授業中の様子から判断するに、リサーチしてまとめて発表するという能力については私のほうが上だったように思う。どちらもギョーカイと言われるような筋にコネクションがあるわけでもなく、地方出身の普通の大学生だった。

 なのにどうして彼の名前がテレビの画面に映っていて、私は実家の子供部屋で死にたい死にたいと言いながらずるずる生きているんだ。どうして私の名前があそこに映ってないないんだ。おかしいじゃないか。

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