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メンヘラおばさんの日常

来月から作業所巡りです

 こんにちは、メンヘラおばさんです。律儀に襲来する台風のおかげで毎晩頭痛がいたいです。

 サロンの担当者さんと近場の作業所を見学するかも、と前回書いたのですが、その話は無しになりました。サロンから就労支援センターに連絡をしたところ、センターの担当者さんは近場の作業所にも見学に行くつもりだそうで。遠方の作業所にそのまま放り込むつもりは全くなくて、いろいろ見て決めたほうがいいと言ってくれたそうです。なので、作業所見学はこのまま就労支援センターの方と一緒に行ったほうがいいんじゃない?と言われました。

 実際、センターの担当者さんは、近場の作業所のほうも下見に行ってくれたみたいです。後日私を連れていくためにです。これまで信頼してなくてごめんね、担当者さん……。

 あと、サロンのほうでも月に1回「学習会」として作業所見学に行くんですが、これまでは車でないと行けない作業所ばかりで、私は参加できなかったんですね。それで「駅近がいいよお~~駅近の作業所がいいなあ~~~駅近の作業所見たいなああああ~~~」と呪詛のように唱え続けていたら、来月は駅近の作業所を見学することになりました。ありがとうサロンスタッフの皆さん。呪詛効いたぜフウ~~~ッ!!

 

 ところで、私が見学する予定の作業所は、どれもB型作業所と呼ばれるところです。

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 また燃えてんのか。

 まあ、障害者にも身体/知的/精神の3タイプがあるわけで(重複している人ももちろんいる)、事業所によってどのタイプを対象にするかは異なるし、重度か軽度かによってもっと違うし、福祉事業所ってひとくくりにして話していいのかね、って感じしますけど。

 

 自分は精神の人なので精神の話をしますが、私がB型作業所ばかり勧められるのは、2年以上仕事をしていないので、今の自分がどれだけ働けるのか、どんな仕事ならできるのかが、サッパリわからないからです。基礎体力も落ちてますし。

 ハローワーク障害者雇用枠を狙おうとすると、「で、どれぐらい働けるの?」ということが問題になります。たとえば週5日働きますという雇用契約を結んだら、絶対週5日働かないといけないです。ヌルい仕事ならできそうな気もするんですが、行ってみてヌルくなかったら地獄です。お仕事も信用も無駄に失ってしまいます。

 そこで、とりあえずB型作業所に行って「おためし」をするわけです。B型はA型と違って、雇用契約を締結しません。そのため「今日は出勤無理……」ってなっても、わりと優しく対応してくれます。「障害者はもっとできるはず」とか、戸塚ヨットみたいなことも言わないです。で、慣れてきて「B型作業所で週5フルタイム1か月達成しました!」みたいな実績がつけば、その後の職探しもスムーズにいきやすい、というのが就労支援センターの人のお話でした。納得できる話です。

 

 なので、工賃が安かろうが(そりゃー高いほうが嬉しいけどさ)、どんな仕事内容であろうが(そりゃークッキー焼いたり缶つぶしたりする以外の仕事も増やしてほしいけどさ)、一時的にB型作業所を必要とする人って存在するんですよ。それを「税金の無駄遣い」「迷惑施設」と言われたら、え、じゃあ私どこに行けばいいの、って感じになりますね。最初のうちは通うことに必死で、「だらしない格好で、髪の毛も整え」る余裕さえないと思いますが、それも許されないんですかね。

 

 まあ実際に補助金をグッとつかんでポッケないないしてる事業者もいるみたいですし(就労支援センターで「この作業所はちょっと……行かないほうがいい……」とやんわり教えてもらった)、改善指導すべき事業者もいるのでしょうけれども。しかし助成金握ってる側がこういう形で事業者全体をシバくというやり方は、イメージがよろしくないですね。イメージアップのために助成金撒いてるんじゃなかったでしたっけ。

 ていうか、そもそも論として福祉とか教育とか介護って儲かるものじゃないですよ……。「こんだけ投資したのに何も得るものがない」って、日本財団がキレ気味に言ってるようにも見えるんですが、まあ仕方ないんじゃないでしょうか。ビジネスとして成功するためにやることじゃないですから。

 

 とりあえず自分としては、来月からいろんなB型作業所を見学して、通えそうなところが見つかるといいなー、と思っております。以上、メンヘラおばさん個人の感想でした。