管理職とメンヘラを殺す手帳
こんにちは、メンヘラおばさんです。
先日友人が遊びに来てくれたとき、文房具屋さんの手帳売り場を見にいきました。友人が来年の手帳をまだ買ってなくて、今年と同じものを続けて買うか、新しいタイプの手帳を買うか迷っている、と言ったからです。
私「ねえこれ見て、生産性が上がる手帳だって!」
友「どうやって?」
私「月間スケジュールの月曜日から金曜日のスペースが大きくて、土日が極小になってる」
友「やめて!土日に仕事がある人の都合を無視したそういう手帳やめて!」
私「じゃあこれは?管理職におすすめ、プロジェクトの進行も一目で把握できます、ですって。バーチカル部分で毎日を1時間単位で管理」
友「なんか厭だなあ……」
私「あと毎週ためになる金言的なアレが載ってる。上司たる者の心得的な」
友「そういう無駄なものが一番嫌い」
というわけで、私の嫌がらせプレゼンは失敗に終わりました。
次は友人のターンです。
友「メンヘラちゃん、この手帳を使うとハッピーになれるらしいよ」
私「胡散臭い」
友「ほら、毎日『今日、幸せに感じられたこと☆』を箇条書きにするんだよ」
私「毎日白紙になったら余計悲しいよ」
友「そしてそして、じゃーん!毎週『今週したいこと☆』を書いておいて、1週間以内に達成するんだよ~」
私「したいこと……?」
友「そう、したいこと」
私「したい…したい……?したいって何だっけ……dead body……」
友「やめようか」
というわけで、手帳はシンプルが一番だと思います。
メンヘラおばさんは現在、無印良品のマンスリー・ウィークリーノートを使っています。以前は高橋書店のリベルプラス(月間スケジュールのみで薄くて軽い)を愛用していました。仕事用にはもう1冊、大きめの月間スケジュール帳を用意して(できるだけ安いものやタダでもらったもの)、職場の予定をガンガン書き込んでデスクに置きっぱなしにしていました。上司が管理すべきスケジュールまで書き込みして、トラブル防止に努めていました。
仕事をドロップアウトしたとき、万一訴訟沙汰にでもなったら困ると思って、いつ何があってどういうふうに具合が悪くなったか記録できるように、無印に買い換えました。タイミング的に9月はじまりのものを買ったので、翌年も続けて同じものを使っています。
使い方としては、マンスリー部分に予定を書き(ほとんど予定ありませんが)、ウィークリーに3行ほど体調の記録を書きます。ウィークリーの右側は方眼ノートになっているので、黒い気分になったときはそれを殴り書きしたり、トラウマやトリガーを見つけたときにはそれをメモしておきます。通院の際にはそれらを見返しておくと、医師と話すときに便利です。
ちょっと不便だなと思うのは、住所録と路線図がないことです。これらはほぼ日手帳のものを買って、カバーに挟んでいます。ペンを挟むところもないので、ロフトで部品を買ってつけました。あと、栞がどうしても2本ほしいので、無印良品のしおりシールもつけています。手帳にこだわりはないつもりだったのですが、なんだかんだカスタムしています。