journal

メンヘラおばさんの日常

サロンでのコミュニケーションに悩む

 こんにちは、メンヘラおばさんです。

 サロンに通い始めて1か月もたっていませんが、早くもコミュニケーションの面でつまづきを感じています。以下愚痴です。長いです。

 

 私が通所するサロンは精神障害者を対象としており、お気持ち手帳を持っている人なら誰でも利用することができます(暴れる人とか酒ひっかけてくる人とか、他人とけんかばかりするような人は来ちゃダメです)。

 ですので、私と同じうつ病の人だけではなく、双極性、統合失調症発達障害てんかん、高次脳、SAD、軽度の精神遅滞など、さまざまな診断を受けた人たちが来ている可能性があります。

 可能性があります、と書いたのは、来ている人たちが自分から話さない限り、診断名を明らかにすることがないからです。今挙げた診断名は、本人から申告があったものと、私が観察した限りでは「これかな?」と思ったものを並べただけです。

 

 で、私の場合、生活リズムの矯正を目的として通っているので、お友達がほしいとか、同じ病気の仲間と語り合いたいとか、そういうのは一切ないんです。あいさつだけはちゃんとするけど、その後はパソコンに向かってひたすら作業とかしていたい。過去に会社でそうしていたように。

 ……ですが、なぜかわからないんですけど、私、めちゃめちゃ話しかけられやすいんです……。話しかけられるとちゃんと聞かなくちゃ、答えなくちゃと思ってしまって、自分のやろうとしていたことが全然できなくなってしまう。これが第一の悩み。

 

 第二の悩みは、これがまあ今日一番書きたかったことなんですけど、障害特性の違う人から話しかけられると結構しんどいということです。

 うつ病者同士で話すことはあまりないのですが(双方が会話することに対してモチベーションを持てない)、テンション低~い言葉を二言三言交わして終わる感じになります。これは楽だと感じます。服薬コントロールができている双極性、統合失調症てんかん等の人は、なんというかまあ、ものすごく普通に会話できます。

 難しいなあと思うのは、こちらの興味あるなしにかかわらず、自分の話したいことを一方的に延々と話しかけてくるタイプの人です。おそらく発達障害だろうな……と思うのですが、初見だと全くわからないので、つい話を聞いてしまいます。すると「この人は話を聞いてくれる人だ」と認定されてしまうようで、次に会ったときもまた延々と話を聞くことになってしまいます。

 純粋に話を聞くだけなら、こちらは体力ゲージが減るだけなのでまあ耐えられるのですが、たま~にナチュラルにえぐってくる発言をされることがあってですね。ちょっとこれ、寛解してないうつ病者にはキッツイですね。

 たとえばこういう会話がありました。

 

Aさん「メンヘラさんは病名なに~?」

私「うつ病です」

Aさん「じゃあ病気だから治るんだね~。治るんでしょぉ~?いいな~軽くて。私なんか一生障害者だもん」

(死にたいにゃん)

 

Aさん「ちなみにどうしてうつ病になったの~?」

私「えっと、1回目は就職先がヤバくて……」

Aさん「ああ、向いてないお仕事に就いちゃったんだね~」

(死にたいにゃん)

 

 たしかにいつかは治るのかもしれませんが、現時点では治ってなくていつ治るかわからない不安の真っただ中にいて、そもそも発症のきっかけはお前の職業選択ミスだと言われたら、メンヘラおばさんは死にたいにゃん。

 

私「Aさんはどんな診断名ついたのか聞いてもいいのかな?」

Aさん「認めたくないから言いたくない」

私「そっか、聞いてごめんね」

Aさん「この病名で一生障害者って決まっちゃったし、すっごくショックだったの。私の人生もう終わりだよ、はあ~」

私(……まさか「広汎性発達障害」と診断されて、「障害」の部分だけ覚えているんじゃ……!?)

 

 Aさんが私の予想どおり発達障害高機能自閉症)だとしたら、ナチュラル抉り発言も彼女の障害特性なので、気にせずスルーすべきなのかもしれません。

 しかしなあ、うつ病真っただ中の患者に対してこれは効くぞ。MPがギュルンギュルン減っていくぞ。そうか、私の病気は軽いのか……たいしたことないのか……たいしたことないのに病名に甘えているだけか……そもそも就活で失敗したのが自己責任か……もうマヂ無理……リスカしy

 

 でも、次に会ったときもAさんはニコニコしながら私の隣に座って、「メンヘラさんと話してると落ち着くな~」なんて可愛いことを言ってくれるんですよ。そんなこと言われたら、会話を拒否できないじゃないですか……!

 Aさんに限らず、発達障害(であろうと私が予想している)の人たちは、みなさん基本的に話すのが好きで悪意がないです。初めてサロンを訪れた人にも、積極的に話しかける人が多いように思います(発達障害の人が全員そうだとは思いませんが)。彼ら、彼女らがいなかったら、サロンの明るさは現在の半分以下になってしまうでしょう。

 

 「嫌い」じゃないんです。ただただ「難しい」のと、「たまにマジでしんどい」です。メンヘラ歴の長いおばさんだけど、こういう時どうしたらいいのか本当にわからないにゃん。さらに言うならメンヘラおばさんの感じ方・考え方自体が謎のウエメセにも感じるし間違っているかもしれないし、自己嫌悪ぐちゃぐちゃで軽く死にたいにゃん。


花ちゃんはリスかっ! 神聖かまってちゃん